History縁起
長徳寺は真言宗豊山派に属し、奈良県桜井市の長谷寺を総本山とする寺院です。創建の正確な年代は不明ですが、境内にある石塔の銘から、鎌倉時代の建久年間(1190~1199年)にはすでに存在していたと考えられています。現在の本堂は、昭和38年に再建されたものです。
寺伝によれば、文政11年(1828年)の記録には「新義真言宗、多摩郡中野村宝仙寺末寺、峯一山遍照院」と記されており、大日如来を本尊とし、鐘楼や薬師堂などの堂宇があったと伝えられています。昭和20年の空襲により堂宇の多くを焼失しましたが、その後、本堂や山門などが再建され、現在の姿へと復興しました。
かつて境内には運慶作と伝わる大日如来像が安置され、「子育て大日尊」「乳授けの大日さま」として信仰を集めていました。乳の出ない母親が祈願するとご利益があるとされ、多くの人々が訪れたといわれています。
現在も阿弥陀如来立像をはじめ、弘法大師像、興教大師像など多くの仏像が安置され、境内には大日如来・釈迦如来・観音菩薩・地蔵菩薩・弁財天などの石仏も残されています。毎年3月21日には、本尊の縁日にちなみ「施餓鬼会」が執り行われています。

阿弥陀如来立像
(板橋区指定有形文化財)

本尊不動明王像
Overview概要
| 寺号 | 真言宗豊山派 長徳寺 |
|---|---|
| 所在地 | 〒174-0061 東京都板橋区大原町40-7 |
| 電話 | 03-3960-0957 |
| FAX | 03-3960-4895 |
| 山号 院号 | 挙一山 遍照院 |
| 本尊 | 不動明王 |
| 宗派 | ■真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは) 奈良県桜井市初瀬にある、総本山長谷寺の山号の豊山をいただき真言宗豊山派と称します。 長谷寺は十一面観音の霊場として広く信仰を集め、また牡丹の名所としても有名です。 東京音羽の護国寺は大本山です。現在末寺三千ヶ寺、檀信徒約二百万人を数えています。 |
| 総本山 | 長谷寺 奈良県桜井市初瀬 |
| 祖師 | ■宗祖 弘法大師(空海) ■中興祖 興教大師(覚鑁) ■派祖 専誉僧正 |
| 開宗 | 真言宗は、平安時代初期に弘法大師によって、中国からもたらされ、わが国で開宗されました。 |
| 教え | 大日如来を中心とした曼荼羅思想などです。 |
| 礼所 | 豊島八十八ヶ所霊場 第14番 |
| 読誦するお経 | 般若理趣経・光明真言などです。 |
| ご宝号 | 南無大師遍照金剛・南無興教大師・南無尊誉僧正 |
| 文化財 | 板橋区文化財・阿弥陀如来立像 |







